OVOの使い方(インドネシア電子マネー)

1.OVOとは

OVOはインドネシア国内で流通している電子マネーの内で、もっとも勢力が大きい電子マネーです。 GO PAYと2強です。

最近では、色々な店舗(小売や飲食店)で使え、さらにOVOで支払うと10%キャッシュバックなどのキャンペーンを打ちまくっています。最近見た中では60%キャッシュバックもありました。
アプリをインストールして、携帯電話の番号で登録すれば、直ぐに使えます。

2.OVOはどこで使えるの?

OVOはインドネシア大手財閥のリッポーグループ傘下の企業であるため、リッポーグループ内のサービスであれば、ほとんどで使えるようです。

もちろんリッポーグループ内でなくても、OVOは色々な分野で提携を進めており、インドネシア国内であれば、色々なところで使えます。飲食店や小売店でもOVO支払いが出来るところは着々と増えてます。

大きいところでは、バイクタクシー最大手のGrabやCtoCのECプラットフォームのトコペディア(Tokopedia)で使えます。

TokopediaとGrab

上の写真は、左がトコペディアのアプリのホーム画面で、右がGrabのアプリのホーム画面です。どちらも一番目立つところにOVOの残金が表示されており、リッポーグループがOVOにどれだけ力を入れているかが分かります。

3.OVOへの入金方法1
(TOP UP)

OVOのアプリから入金方法を見ていくと、銀行口座からの振り込みか、AlfamartでのTOP UPが出来るようです。

KITAS(暫時居住許可証:インドネシアに長期間滞在できる居住許可証 )を持っていれば銀行口座を作ることが出来るので、銀行口座からの振り込みができますが、私の様にKITASが無い場合は銀行口座を作れませんので、その場合はAlfamartから入金(コンビニ入金)をすることになります。

他の電子マネーでは、コンビニ入金に対応していないので、外国人が使うのは難しいのですが、OVOはこれが出来るため、爆発的に普及が進んでいます。

因みに、少額であればGrabバイクやGrabカーの運転手に頼んでTOP UPしてもらうこともできます。運転手のOVOアカウントに電子マネーが入っていれば、ですが。

OVO TOP UP方法

4.OVOへの入金方法2
(TOP UP)

AlfamartにOVOのインストールされたスマートフォン(実際には、登録された携帯電話の番号さえ分かればOK)を持っていき、レジでTOP UP(入金)したい旨を伝えれば、後は支払うだけです。

下のようなレシートがもらえます。念のため、TOP UPされているかどうか、その場でアプリ上で確認をした方が良いかと思います。

Alfamartのレシート

5.OVOの使い方(店舗)

支払う時に、レジでOVOで支払いたい旨を伝えます。
その際、携帯番号を聞かれて口頭で伝えるか、OVO IDのページを開いて見せるか、下のような機械に自分で電話番号を入れるかします。
このページには、電話番号の他、バーコードやQRコードもありますが、これらは個人情報なので、あまり他の人に見せたりし続けない方がいいです。

OVOの支払い機、電話番号を入れてENTERを押します。

レジの入力が済むと、OVOのアプリ上で支払いOKか?と言う画面が表示されるので、OKとすると支払い完了になります。
もし、画面が表示されない場合、OVOアプリの右上の鈴マーク(Notification)をタップしてみてください。
支払いが完了すると、アプリのHistoryページで、過去の支払い記録を参照できます。

6.OVOの使い方(OVOアプリ)

OVOアプリでは、Pulsa(携帯電話の前払い通話料金)、Paket Data(携帯電話の前払い通信料金)等の支払いも可能です。

7.OVOの使い方(提携アプリ)

GrabやTokopediaでの使い方については、記事が長くなってしまうので、別の記事で書きますので、そちらをご覧ください。

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