2019年版 インドネシア(ジャカルタ)でのVOA(Visa on arrival)の延長方法1

イミグレーション(入国管理局)外観

VOAの延長とは

インドネシアのVOA(Visa on arrival)は30日間の滞在が許可されますが、イミグレーション(入管管理局)で申請すれば、30日間の延長が出来、合計60日間の滞在が許可されるというものです。

VOAの延長はどこで行うか?

VOAの延長申請を受け付けるイミグレーション(入管管理局)はジャカルタ市内にいくつかありますが、ここの選び方が実は重要です。延長には滞在場所があることが必要なのですが、その場所を管轄しているイミグレーションで無いと、取り扱ってもらえない様です。管轄が綺麗に分かれているのかどうかは不明ですが、不安であれば、先に電話して問い合わせするなりする方が良いかと思います。

VOAの延長申請(1日目)

1.受付に行く

先ず、VOAの延長を扱う窓口があるので、受付や警備員に場所を聞いて、その窓口へ行きましょう。私の行ったイミグレーション(Kantor Imigrasi Kelas I Jakarta Pusat)では、4階にVOA延長申請の受付窓口がありました。他にも色々な窓口があるので、スパッと聞くのが早いと思います。

VOA延長申請の受付窓口

もちろんトイレもありますし、携帯の充電コーナーもありました。使う場合、電源はありますが、変換プラグやケーブルはないので、持って行きましょう。

2.VOA申請用紙を2種類受け取る

窓口にて一旦資料を提出します。

資料は以下の通りです。
・パスポート(VOAシールと証明印があること)
・パスポートの顔写真ページのコピー2枚(1枚は提出、1枚は次回以降のチケット的な役割)
・パスポートの到着ビザシールのあるページのコピー
・入国日から60日以内にインドネシアを出国するEチケットお客様控えのコピー
・ホテルの予約票やアパートの契約書のコピー等(滞在場所が分かるもの、携帯画面でも可)

提出するための資料が揃っているか、滞在場所が管轄内なのか、を確認するだけなので、一旦全部返してくれて、以下の申請用紙が2種類もらえます。

VOA延長申請用紙1
VOA延長申請用紙2(表)
VOA延長申請用紙2(裏)

3.申請用紙に記入する

申請用紙1の方は上から名前、出身地/生年月日、性別、国籍、パスポート番号、住所です。出身地はJAPANだけで大丈夫です。住所はホテル名だけでも大丈夫です。

申請用紙2の方は英語訳がついているところ全部に記入しましょう。こっちの住所は欄が大きいので、私はキチンと住所を書いてますが、ホテル名だけでも大丈夫かもしれません。裏面の2までの記入が必要です。裏面の2の右下のサインも忘れずに記入しましょう。サインは自筆なら何でも構いません。
後で印紙に割りサイン(割り印のサイン版、ハーフサイン)をするので、その時は同じサインをしてください。

裏面の3はイミグレーション側が記入する欄なので、記入しない様にしましょう。英訳もないですし、記入不要です。

もし分からなければ空欄で出しても、足りないよ~と教えてくれるので、大丈夫です。とにかく埋められるところを埋めればOKです。

4.印紙を買う

私の行ったイミグレーション(Kantor Imigrasi Kelas I Jakarta Pusat)では、一旦建物の外に出て、裏に回ったところで印紙を売ってました。

印紙売り場

VOA延長申請用紙に貼る印紙は6,000ルピアなのですが、窓口では7,000ルピア請求されます。1,000ルピアは手数料なのでしょうか?毎回の事ですが、良くわかりません。

印紙の窓口(写真のような小さな窓枠)で申請書を提出すれば、印紙の金額を教えてくれます。そして、その金額を払うと印紙を貼った状態で、申請書を返してくれます。申請書類一式の提出までに割りサインをしておきましょう。

5.VOA延長申請の書類一式を提出する

VOA延長申請の窓口に戻り、書類一式を提出します。

提出する書類は以下の通りです。
・VOA延長申請用紙1(印紙が貼られていて、その印紙に割りサインがあること)
・VOA延長申請用紙2(裏面のサインを忘れずに)
・パスポート(VOAシールと証明印があること)
・パスポートの顔写真ページのコピー2枚(1枚は提出、1枚は次回以降のチケット的な役割)
・パスポートの到着ビザシールのあるページのコピー
・入国日から60日以内にインドネシアを出国するEチケットお客様控えのコピー

書類に不備が無ければ、しばらく待つ様に言われますので、椅子に座って待っていましょう。

6.パスポートのコピーを受け取る

最後に、今日の日付と受付印が押されたパスポートのコピーを受け取れば、VOA延長申請は無事完了です。

パスポートのコピーを受け取る際に、次回いつ来るようにと指示されます。イミグレーションによっては、口頭以外に次回予定のハンコがあったりするらしいですが、私はいつも口頭のみですね。

パスポートのコピー

この時点から、パスポート本体はイミグレーションの預かりになるので、このコピーを持ち歩く事になりますが、紛失しない様に注意してください。ただのコピーですが、これで両替もできますし、何かあった時の身分証明書にもなります。紛失した場合、パスポートの受け取りが出来なくなる可能性があります。

7.おまけ(イミグレーションのランチタイム)

イミグレーションも当たり前ですがインドネシアなので、公式には日本の様に12時~13時がランチタイムとなっていますが、実際は11時半には窓口を閉めて、ランチとお祈りをしてから13時過ぎに戻ってきて、13時15分頃から窓口を開ける、と言う感じでした。

8.おまけ2(KANTIN)

私の行ったイミグレーション(Kantor Imigrasi Kelas I Jakarta Pusat)では、敷地内にKANTINがありました。日本語で言うと「食堂」でしょうか?

KANTIN

写真はSOP KAMBING(ヤギのスープ)です。ヤギ肉とフレッシュトマトが入ったスープで、ここのは具沢山でなかなか美味しかったです。

9.おまけ3(バハサ語)

イミグレーションの担当者の中には英語も話せない人もいる(と言うか、英語を話せる人の方が少ない感じ)ので、私の様にバハサ語が全く分からないと、コミュニケーションに時間が掛かるかもしれません。バハサ語が話せればスムーズだと思います。

勉強したことが無いのですが、バハサは世界でもトップクラスに簡単な言語なのだそうです。単語数が全部で200くらいしかないとか。

在インドネシアの日本企業のオフィスでも、日本人も含めてバハサ語で仕事をしているところもあるそうですので、勉強してみてもいいかもしれません。

次回(VOA延長申請2日目)は写真撮影とインタビューです。

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2件のフィードバック

  1. Angelia より:

    Thank you for the wonderful article

  2. Walker より:

    Thanks for the excellent manual

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